Kids Fiber

子どもの一皿は、大人と一緒に少しずつ

子どものために別メニューを用意するのは大変です。でも腸活は、家族の一皿を少し変えるだけで、子どもの分も一緒に届きます。

まず言うと

子ども向けに特別な献立を組む必要はありません。もち麦を混ぜたごはん、具だくさんの味噌汁、納豆、ふかしいも。家族みんなで食べる定番を少し繊維寄りにすれば、子どもの一皿も自然に変わります。無理に食べさせるのではなく、食卓に置いて、食べられる分だけでかまいません。

今のところ分かっていること

食習慣は家族の食卓に強く影響されると言われています。同じものを食べる環境は、子どもが新しい食品に慣れる助けになります。

もち麦ごはん、具だくさん味噌汁、納豆、ふかしいもなどは、一度の調理で家族全員分の食物繊維を増やせる定番です。

子どもは繰り返し出会ううちに食べられるようになることがあると言われています。

目安

  • 子ども専用メニューより、家族の定番を少し変える方が続きます
  • もち麦ごはん・味噌汁・納豆・いもは、子どもも食べやすい定番です
  • 食べる量は子どもに任せ、無理強いはしません

ひと目でくらべる

一皿で、家族みんなに届く定番

あなたが作る一皿が、家族みんなの繊維になる。

腸活を「自分ひとりのがんばり」にしないための表です。作る人がここを少し変えると、同じ食卓を囲む家族全員の食物繊維が一度に変わります。数値は1人分の目安あたりです。

一皿1人分の目安食物繊維家族の食卓向きな理由
もち麦・押麦ごはん1人分 乾30g2.4g炊飯器ごと、家族全員の主食が一度に変わる
わかめの味噌汁1杯 乾2g0.7g鍋ごと。1回の調理で人数分に届く
きのこの味噌汁・炒めもの1人分 50g1.8g汁物にも炒め物にも。ほぐして冷凍もできる
納豆1パック 40g2.7g調理いらず。人数分を食卓に置くだけ
きんぴらごぼう小鉢 40g2.3g作り置きで数日、家族の副菜になる
ふかしいも(さつまいも)1/3本 70g2.0gおやつにも。子どもと分けやすい
焼きのり1枚 3g1.1gごはんに巻くだけ。子どもも食べやすい
注意書き

押しつけないことが前提です。子どもは必要量が大人と違うため無理強いしない。お腹が張りやすい家族は少量から。高齢の家族の便秘が続くときは医療者に相談を。

データ出典:日本食品標準成分表(八訂・増補2023年)

まだ言い切れないこと

どの食品なら必ず食べてくれるかは、子どもによって大きく違います。

食物繊維を増やせば便通や体調が必ず良くなる、とは言えません。

食卓でやるなら

  • 白米にもち麦を少し混ぜて炊く(家族全員の主食が一度に変わる)。
  • 味噌汁の具にわかめ・きのこ・いもを足す。
  • 納豆やふかしいもを、食卓やおやつに置いておく。
  • 食べられた日は一緒に喜び、食べない日は責めない。

計算機で試す

記事で紹介した食品を実際の食事量に合わせて入力し、今日の食物繊維量と不足分を確認できます。

今日の食物繊維を計算する

気をつけたいこと

  • 子どもに食べさせるための表ではありません。必要量は大人と違うので、無理強いせず食べられる分だけに。
  • お腹が張りやすい子は少量から。豆・海藻・いもなどは特に量に注意します。
  • 小さな子どもには、ナッツや硬い豆など詰まりやすい食品を避け、大きさや固さに気をつけてください。

シリーズ

子どもの食物繊維

子どもの食物繊維を、責めずに・無理強いせずに増やすための連作。現状把握から、家族の一皿、おやつ、給食、そして長い目で見た習慣まで。

  1. 1子どもの食物繊維、足りている?まず今の量を知る
  2. 2子どもの一皿は、大人と一緒に少しずついま読んでいる記事
  3. 3甘いおやつを、食物繊維のおやつに
  4. 4給食と家庭で、食物繊維のバランスを見る
  5. 5今日の一皿が、10年後の腸につながる

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