Loose Stool Care

下痢・軟便が気になるときの食物繊維

腸活で食物繊維を増やしたら、かえってお腹がゆるくなった——そんなときにどうするかを整理します。便秘の裏返しで、下痢・軟便のときの食物繊維の扱いは、あまり語られていません。

この記事で分かること

  • この記事の要点を短く確認する
  • 食卓で試しやすい方法を見る
  • 体調に合わせて気をつけることを見る

勘違いメモ

「食物繊維=お腹に良い」で一律に増やすと、下痢気味の人はかえってつらくなることがあります。合う量・合う種類には個人差があります。

まず言うと

下痢・軟便が気になるときは、食物繊維を一気に増やさないことが第一です。発酵しやすい食品(イヌリンを多く含む野菜など)や、糖アルコール(プルーン等)、FODMAPで悪化することがあります。まずは量を戻し、合う食品を少量から確かめます。水分・電解質を切らさないことも大切です。

目安

  • 食物繊維の急な増量でゆるくなる人もいます
  • 発酵しやすい食品・糖アルコールは控えめに
  • 脱水を避け、水分・電解質をとります

今のところ分かっていること

食物繊維を急に増やすと、ガス・張りだけでなく、人によっては軟便・下痢が気になることがあります。

発酵しやすい食品(イヌリンやフルクタンを多く含む玉ねぎ・ごぼう等)や、糖アルコール(プルーンのソルビトール等)は、量が多いとお腹がゆるくなりやすい成分です。

IBS傾向がある場合、FODMAPの多い食品で下痢・腹痛が出ることがあります。

まだ言い切れないこと

下痢の原因は食事だけとは限りません(感染、薬、体調など)。

どの食品が合うかは個人差が大きく、一律には決められません。

食卓でやるなら

  • まず食物繊維を増やす前の量に戻し、体調が落ち着いてから少量ずつ試す。
  • 発酵しやすい食品や糖アルコール(プルーン等)を一度に多くとらない。
  • 水分・電解質を切らさない(脱水を避ける)。
  • 合う食品を1つずつ確かめ、合わないものは量を減らすか種類を変える。

計算機で試す

記事で紹介した食品を実際の食事量に合わせて入力し、今日の食物繊維量と不足分を確認できます。

お腹にやさしい候補を見る

この記事に合う候補

IBS傾向、ガス、腹部膨満感がある場合は、食物繊維を急に増やさず少量から試します。 豆類・おから・大量のきのこは、体調に合わせて控えめにしてください。

  • ご飯に焼きのりを足す

    焼きのり 3g

    1.1g

    総量
    1.1g
    水溶性
    不明
    不溶性
    不明

    主食に合わせやすく、海藻を少量取り入れる選択肢になります。

    発酵はふつう
    • 海藻
  • 味噌汁にカットわかめを足す

    乾燥カットわかめ 2g

    0.7g

    総量
    0.7g
    水溶性
    不明
    不溶性
    不明

    味噌汁に少量足しやすい海藻の候補です。

    発酵はふつう
    • 海藻
    • ヨウ素注意

    海藻は少量を継続する食品として扱い、昆布などの過剰摂取には注意します。

気をつけたいこと

  • 下痢が続く、血便、発熱、体重減少、強い腹痛、脱水のサインがある場合は、自己対処にとどめず医療機関に相談してください。
  • IBS傾向・消化器疾患で治療中の人は、自己流で食事制限を広げすぎないでください。

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食物繊維の先にあるテーマ

食物繊維の先にある話も、必要になったときに少しずつ読めます。

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