Cant Start

必要だと思っているのに、始められないあなたへ

食物繊維が足りていないのは、なんとなく分かっている。腸活した方がいいのも分かっている。なのに、なぜか手が出ない。落ち着いたらやろう、と思ったまま何ヶ月も経つ。これは、あなたの意志が弱いからではありません。始め方が大きすぎるだけです。

まずの答え

「始められない」の正体は、やる気ではなく設計です。「食物繊維を摂ろう」は方針であって、行動ではありません。人は、今夜何を変えるかまで具体化されないと動けない。しかも効果はすぐに見えないので、続ける手応えもない。だから、始める一歩をとことん小さくします。味噌汁の具を一つ増やす。それだけ。完璧にやろうとせず、週に2〜3回でいい。今日の一皿が変われば、もう始まっています。

食卓で見えてきたこと

「食物繊維を摂る」という方針は、売り場で何を取るか・今夜何を変えるかまで翻訳されないと、行動に移りにくいと言われています。

食習慣の変化は効果がすぐに見えにくく、手応えのない行動は続きにくい傾向があります。

大きく構えるほど(食事を全部見直す等)着手しにくくなり、小さく始めるほど動きやすいと言われています。

過去の挫折の記憶が「どうせ続かない」という予想になり、始める前にあきらめてしまうことがあります。

数字で支える

  • 「始められない」は意志ではなく、一歩が大きすぎる設計の問題です
  • 「食物繊維を摂ろう」は方針で、行動ではありません
  • 最初の一歩は、味噌汁の具を一つ増やすくらい小さくします

言い切れないこと

何が続けやすいかは人によって違います。万人に効く始め方はありません。

一歩を小さくすれば必ず続く、という保証はありません。合わなければ形を変えます。

始めても、便通や体調がすぐに・必ず変わるわけではありません。

今日の食卓に落とすなら

  • 今日の一歩を一つだけ決める。例:味噌汁にわかめかきのこを足す。
  • 毎日を目指さない。週に2〜3回できれば十分と考える。
  • 計算機に今日食べた一品だけ入れてみる。全部記録しようとしない。
  • できた日は、小さくても自分を認める。できない日は責めない。
  • 「落ち着いたら」をやめる。落ち着く日は来ないので、疲れている今のままで始められる形にする。

計算機で試す

記事で紹介した食品を実際の食事量に合わせて入力し、今日の食物繊維量と不足分を確認できます。

今日の食物繊維を計算する

無理なく続けるために

  • 一度に増やすと、お腹が張る・ゆるくなることがあります。少量から始めてください。
  • お腹が張りやすい人・IBS傾向の人は、発酵しやすい食品を控えめに、体調と相談しながら進めてください。
  • 便通や体調の不調が続くときは、食事だけで判断せず医療者に相談してください。

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食物繊維の先にある話も、必要になったときに少しずつ読めます。

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