Staples & Fiber

主食の選び方で、食物繊維は変わる

食物繊維は、おかずだけの話ではありません。毎日の主食でも差がつきます。いつもの主食を少し変えるだけで、無理なく合計が伸びることがあります。

個別監修:未実施

まず言うと

主食は毎日口にするからこそ、選び方で食物繊維の合計が変わります。白米にもち麦を混ぜる。パンを全粒に。そんな小さな置き換えから始めます。

今のところ分かっていること

白米ごはんは100gで約1.5g、玄米ごはんは約1.4gです。数字だけ見ると差がないように思えますが、この2つは成分表での分析法が違います(白米はAOAC.2011.25法、玄米はプロスキー変法)。同じ方法で比べられる穀粒では、玄米3.0gに対して精白米0.5gです。

食パンは約4.2g、ライ麦パンは約5.6g、全粒粉パンは約4.5gです。ただし食パンだけ分析法が違う(AOAC.2011.25法)ため、この3つの数字を横並びには比べられません。

もち麦・オートミール・そばも、主食で食物繊維を足しやすい選択肢です。

内藤裕二先生(京都府立医科大学教授)は、野菜だけで1日25gを達成するのは難しく、麦ごはん・玄米ごはん・全粒粉パンなど主食を『茶色いもの』に代えることをすすめ、せめて3食に1食は茶色くしましょう、と述べています。

目安

  • 白米ごはんは食物繊維がとても少なく、玄米やもち麦で増やせます
  • 食パンよりライ麦パン・全粒粉パンの方が食物繊維は多めです
  • 主食は毎日なので、小さな差も積み上がります

まだ言い切れないこと

いきなり全部を変えると、負担やお腹の張りにつながることがあります。

体質によって、合う量や種類は違います。

食卓でやるなら

  • 白米に、もち麦を大さじ2ほど混ぜて炊く。
  • 朝食のパンを全粒粉パンやライ麦パンにする。
  • 朝はオートミール、昼はそば。主食を選ぶ日をつくる。
  • まずは1日3食のうち1食を、茶色い主食(麦ごはん・玄米・全粒粉)にしてみる。

計算機で試す

記事で紹介した食品を実際の食事量に合わせて入力し、今日の食物繊維量と不足分を確認できます。

今日の食物繊維を計算する

気をつけたいこと

  • 主食を急に全部変えず、少しずつ割合を増やします。
  • お腹が張りやすい人は、もち麦・玄米も少量から試してください。

今日の一手

今日の主食を1食だけ、もち麦入りや全粒粉に置き換える。計算機で見てみる。

もっと知る開く

この記事の先にある話を、食物繊維の計算や食卓の見直しにつなげて読めます。

関連記事

食物繊維の先にあるテーマ

食物繊維の先にある話も、必要になったときに少しずつ読めます。

参考にした情報