根菜
堀川ごぼうは、水溶性食物繊維が野菜のなかで飛び抜けている
個別監修:未実施
この食品ページは、管理栄養士による個別監修済みの記事ではありません。食品成分値と出典は「数値と根拠」で確認できます。
要約
京野菜・堀川ごぼうは、ふつうのごぼうとは食物繊維量が異なります。違いを確かめ、少量から試します。
堀川ごぼうは1切れ(約40g)で総7.3g・水溶性5.0g。水溶性食物繊維をこれだけ持つ野菜はほかにありません。発酵が速いので少量から。
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腸から見た、堀川ごぼう
腸から見ると、これは「エサが一度に大量に届く日」である。ふつうのごぼうでも菌はよろこぶが、堀川ごぼうはその倍以上を持ってくる。よろこぶということは、よく働くということで、よく働けばガスも出る。少しずつ渡してほしい、というのが腸の言い分である。
誤解しやすい点
「ごぼうは食物繊維が多い」とよく言われますが、堀川ごぼうはそのごぼうのなかでも別格です。100gあたり総18.3g。ふつうのごぼう(根・生)は総5.7gです。ただしこの2つは成分表での分析法が違い(堀川ごぼうはAOAC.2011.25法、ふつうのごぼうはプロスキー変法)、AOACのほうが数えられる範囲が広いぶん、大きく出ます。差のすべてが品種の違いというわけではありません。
一食量
- 量の目安
- 輪切り1切れ 約40g
- この量の総食物繊維
- 7.3g
食べたものを追加
輪切り1切れ 約40gを入力した状態で計算機を開きます。量は追加前に変更できます。
食べたものを追加使い方
定番の食べ方
- 10cmほどの輪切りにし、中の空洞に鶏ひき肉などを詰めて含め煮にする。
- 下ゆでしてから、だしでゆっくり煮含める。
手に入らないとき
- ふつうのごぼうで代用できます。量は同じでも食物繊維は3分の1ほどになります。
- 計算機では「堀川ごぼう」と「ごぼう」を選び分けてください。
今日の使い方
煮物の輪切り1切れ(約40g)から試す。中が空洞なので、詰め物をして煮るのが京都の定番です。
注意
- 水溶性食物繊維が多く発酵が速いため、ガス・膨満が出やすい食品です。1切れ、あるいはその半分から始めてください。
- お腹が張りやすい人・IBSが気になる人は、いきなり量を食べないでください。
- 京都で冬に出回る野菜で、通年では手に入りません。
このページは医療診断ではなく、食生活改善の目安です。強い症状がある場合や治療中の場合は、医療者の助言を優先してください。情報の扱い方は 情報の根拠と表現方針で確認できます。
数値と根拠
とくに水溶性食物繊維が100gあたり12.5gあり、野菜のなかでは飛び抜けています。総量18.3gのうち7割が水溶性という内訳は、根菜としてかなり珍しいものです。総量ではなく内訳を見ると、この野菜の性格がはっきりします。
食物繊維量
数値は既存の計算機データと同じ食品データを参照しています。 水溶性・不溶性が分別されていない食品は「不明」と表示します。
100gあたり
- 総量
- 18.3g
- 水溶性
- 12.5g
- 不溶性
- 5.8g
輪切り1切れ 約40g
- 総量
- 7.3g
- 水溶性
- 5.0g
- 不溶性
- 2.3g
この食品は AOAC.2011.25法 で分析されています。低分子量の水溶性食物繊維と難消化性でん粉も数えるため、 古い方法(プロスキー変法)で分析された食品より大きめの数字になります。分析法が違う食品どうしを、数字だけで比べることはできません。どちらの方法で分析されたかは、各ページの「注記」に書いてあります。
この数字は、増補2023で新しく載る予定の食品のものです。 正式な食品番号がまだ振られていない段階の値なので、 正式公表のときに変わることがあります。
出典: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 炭水化物成分表編 別表1(新規収載予定・仮番号段階の値)
注記: 食品番号: 06405 / 増補2023の新規収載予定食品(仮番号 06新03・表での名称「(ごぼう類) 堀川ごぼう 根 生」) / AOAC.2011.25法 / 正式公表で変わる可能性がある予定値