海藻

アカモク(ぎばさ)は、成分表に値がない海藻

個別監修:未実施

この食品ページは、管理栄養士による個別監修済みの記事ではありません。食品成分値と出典は「数値と根拠」で確認できます。

要約

腸は、海藻のことを忘れていない。

アカモク(ぎばさ)は日本食品標準成分表に収載がないため、このサイトでは食物繊維を「不明」として扱います。参考値と、記録するときの扱いを案内します。

アカモクは成分表に値がないため「不明」として扱います。数字が出ないことと、食べたことが残らないことは別です。

この食品の説明を詳しく読む

腸から見た、アカモク

人はアカモクを、しゃきしゃきと粘る新顔の海藻として見る。腸から見れば、わかめやもずくと同じ褐藻の仲間だ。ただし、この食品には公的な数字がまだない。腸に届いていることと、こちらが数えられることは別の話である。

誤解しやすい点

アカモクの食物繊維量が「0g」と出るのは、含まれていないという意味ではありません。生100gで約4〜7g、乾物あたりでは4割近くが食物繊維という報告があります。ただ成分表に分析値がなく、季節と産地で大きく動くため、こちらが1つの数字に決められない。そういう意味です。数えられないことと、入っていないことは違います。

一食量

量の目安
1パック 約40g
この量の総食物繊維
不明

食べたものを追加

1パック 約40gを入力した状態で計算機を開きます。量は追加前に変更できます。

食べたものを追加

使い方

下ごしらえ

  • 下処理されていない生のものは、全体が茶色から緑色に変わるまで1分ほど茹でる。
  • 乾燥品は水に浸して戻してから使う。
  • 冷凍品は電子レンジを使わず、食べる前日に冷蔵庫へ移して自然解凍する。

わかめと同じように使う

  • 味噌汁に加えて粘りを出す。
  • きゅうりと合わせて酢の物にする。
  • 色が鮮やかなのでサラダに散らす。
  • 刻んでうどん・そばにのせる。

納豆と合わせる

  • 刻んで納豆に混ぜる。粘りの相性がよい。
  • 菌のエサになる海藻の水溶性繊維と、発酵食品を一緒にとる食べ方。

今日の使い方

刻んで納豆に混ぜてみる。粘りと粘りで、菌のエサ(海藻の水溶性繊維)と菌(納豆)が同じ小鉢に載る。パッケージに栄養成分表示があれば、市販品フォームからその値を入れられる。

注意

  • 生のアカモクには微量のヒ素が含まれると報告されています。1分ほど茹でると大きく減るとされているので、下処理されていない生のものは茹でてから食べてください。
  • 海藻はヨウ素を含みます。甲状腺の病気がある人・治療中の人・妊娠中の人は、量について主治医に相談してください。
  • 食物繊維が多い食品です。一度に多く食べるとお腹が張ったり、調子を崩したりすることがあります。少量から試してください。
  • 味付けされた製品は食塩が加わります。栄養成分表示で確認してください。
  • このページの食物繊維量は「不明」です。1日の合計には加算されません。

このページは医療診断ではなく、食生活改善の目安です。強い症状がある場合や治療中の場合は、医療者の助言を優先してください。情報の扱い方は 情報の根拠と表現方針で確認できます。

数値と根拠

「種類」の集計には数えています。アカモクはわかめ・もずくと同じ褐藻(ホンダワラ科)で、海藻多糖のグループに入ります。上に挙げた分析報告でも、褐藻類の主な食物繊維はセルロース・ラミナラン・アルギン酸・フコイダンとされています。量が不明でも、今週その種類をとったことは記録に残ります。

食物繊維量

数値は既存の計算機データと同じ食品データを参照しています。 水溶性・不溶性が分別されていない食品は「不明」と表示します。

100gあたり

総量
不明
水溶性
不明
不溶性
不明

1パック 約40g

総量
不明
水溶性
不明
不溶性
不明

食物繊維は「不明」。ただし参考値は報告されています

アカモクは日本食品標準成分表(八訂)に収載がありません。大学の報告では、生の可食部100gあたり 約4〜7g とされています(福岡県筑前海産)。生のアカモクは水分が約90%で、残る1割ほどが乾物です。そう考えると、別の報告にある「乾物100gあたり37.9〜38.7g」(鎌倉産・仙台産・佐渡産/プロスキー変法)とも矛盾しません。桁が違って見えるのは、生あたりか乾物あたりかの違いです。ただし食物繊維の量は季節で大きく動き、6月ごろに最大になると報告されています。産地と時期でこれだけ変わるため、このサイトでは1つの数字に決めず「不明」のままにしています。パッケージに栄養成分表示があるときは、計算機の「市販品をパッケージの表示から記録」から、その値をそのまま入れてください。

出典: 生あたりの値: 村上香「海藻アカモクの特徴と食品利用 ―福岡県筑前海産を中心として―」広島工業大学紀要 研究編 第45巻 pp.263-270(2011)。乾物あたりの値: 谷口亜樹子(東京農業大学 農学部デザイン農学科 教授)「アカモクの成分分析と食品への利用」2020年4月・表1(無水物換算値)。いずれも水溶性・不溶性の内訳は示されていません。日本食品標準成分表(八訂)増補2023年には収載がありません。

出典: 日本食品標準成分表(八訂)に収載なし

注記: 食物繊維量は不明として扱います。量を記録するときは、パッケージの栄養成分表示を市販品フォームから入れてください。